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相続探偵【第8話ネタバレ】双子の陰謀?死後認知か解決金か?

「相続探偵」第8話が放送され、ついに物語は大きな転換点を迎えました。

双子の陰謀、死後認知の選択、そして衝撃的な親子関係の発覚など、見どころ満載の回となりました。

今回のエピソードをネタバレありで詳しく振り返っていきます。

登場人物紹介

  • 灰江七生(赤楚衛二) … 相続調査専門の探偵。過去の出来事が彼の人生に大きな影を落としている。
  • 薮内晴天(佐野史郎) … 資産家で、隠し子騒動の渦中にいる人物。
  • 郷田蜆(佐野史郎) … 薮内の双子の弟。彼の陰謀が今回の騒動のカギを握る。
  • 島田正樹(小林虎之介) … 突如現れた薮内の隠し子を名乗る青年。
  • さがみ(筒井真理子) … 薮内の妻。正樹の存在を察していたが、最終的にある決断を下す。
  • 羽毛田香(三浦貴大) … 灰江と関わりの深い人物で、今回大きな病を抱えている。
  • 福士遥(落合モトキ) … 灰江の知人で、事件の解決に関与する。
  • 三富令子(桜田ひより) … 灰江の仲間で、事件を追うジャーナリスト。
  • 地鶏健吾(加藤雅也) … 灰江の実の父で、過去に大きな影響を与えた人物。
  • 深雪(大塚寧々) … 灰江の母で、息子の安全を願う。

双子の陰謀が明らかに!薮内晴天と郷田蜆の関係

これまで謎に包まれていた薮内晴天(佐野史郎)の隠し子騒動。

その真相は、なんと双子の弟・郷田蜆(同じく佐野史郎)によるものだったのです。

週刊誌「女性エイト」にも訂正記事を書かせることで一件落着かと思われましたが、事態はさらに複雑な方向へ進んでいきます。

灰江七生(赤楚衛二)の元に突然現れた島田正樹(小林虎之介)。

彼は

「母から、自分の父親は薮内晴天だと聞かされた」

と言い、証拠として母の携帯に残された薮内とのツーショット写真を見せます。

しかし、DNA鑑定を行った結果は99%親子と証明されたものの、それが薮内なのか郷田なのかは不明のまま。

さらに、薮内が正樹の実家のローンの連帯保証人になっていたことも発覚し、親密な関係が伺えます。

選択を迫られる正樹…死後認知か解決金か?

親子関係が99%確定したことで、灰江は正樹に「死後認知」か「解決金」の選択肢を提示します。

しかし、どちらを選んでも世間やマスコミが騒ぎ立てることは避けられません。

正樹は「遠い親戚として数年に一度会う関係だった」と言いながらも、自分の気持ちを整理する時間が必要だと考え、一晩熟考することに。

そして翌日、正樹は驚きの決断を下します。

「死後認知も、お金もいらない」

その理由は、母が幸せだったと信じているから。

彼にとって、金銭的な補償よりも、母が大切にしていた想いを尊重することが重要だったのでしょう。

しかし、灰江は「本当に一切受け取らなくてもいいのか?」と問いかけます。

そして、せめて実家の修繕費だけは受け取るよう提案。

正樹はその提案を受け入れ、薮内の妻であるさがみ(筒井真理子)に伝えることにします。

さがみの決断…遺産を全て譲ることに

さがみは、正樹の存在を薄々感じ取っていた様子。

そして、最終的には「遺産をすべて譲る」という決断を下します。

彼女は、亡き夫の思い出の写真を眺めながら、「この写真を撮ったのは誰だろう?」とふと考えます。

それは、彼の優しさや思い出を大切にする彼女の気持ちが表れたシーンでした。

一方、羽毛田香(三浦貴大)は、自身の身体の異変を感じ病院へ。

そして、彼は膵臓がんであり、余命3カ月という衝撃の診断を受けるのです。

マスコミの執拗な取材と灰江の暴走

そんな中、「女性エイト」が正樹の記事を掲載したことで、マスコミが彼の家に押し寄せる事態に。

これに怒りを覚えた灰江は、羽毛田と殴り合いに発展してしまいます。

福士遥(落合モトキ)の介入により、すぐに警察から釈放されたものの、灰江の怒りは収まりません。

その後、令子(桜田ひより)から「18年前のバス事故の真相」を知らされる灰江。

彼の育ての父(鈴木浩介)は、強風による事故で亡くなったものの、いつの間にか「居眠り運転」にされたうえ、裁判でも不利な判決が下っていました。

そして、その裁判結果を覆したのが、なんと灰江の実の父・地鶏健吾(加藤雅也)だったのです。

母との再会…そして決意

灰江が父の墓参りをしていると、母・深雪(大塚寧々)とばったり再会します。

灰江は「今回の案件が終わったら、地鶏の不正を暴く」と決意を語ります。

しかし、深雪は「息子が元気でいることが唯一の生きる理由だから、危ないことはしないでほしい」と静かに懇願します。

さがみの家での食卓…家族の新しい形

その後、さがみの家を訪れた正樹、灰江、令子の3人。

お互いの家族が過去に行った悪事を謝り合いながら、温かい食卓を囲みます。

正樹は「母にも食べさせたかった」と呟き、さがみは「一人じゃつまらないから、いつでも来て」と優しく微笑みます。

家族の形は変わるけれど、そこには確かに「新しい絆」が生まれていました。

灰江の新たな戦い…地鶏の不正を暴けるのか?

一方、福士は灰江の暴行事件を訴えないことを決定。

さらに、女性エイトの記事は羽毛田が止めようとしたものの、圧力によって掲載されたことが判明します。

そして、羽毛田は灰江に「地鶏を貶めるネタを掴んだ」と連絡を入れます。

しかし、その情報の対価として提示されたのは、なんと5000万円。

灰江はこの金額を支払ってでも、地鶏の不正を暴くべきか葛藤します。

感想&考察

今回の第8話は、「家族とは何か?」を深く考えさせられる回でした。

血のつながりがあるから家族なのか、それとも心のつながりこそが本当の家族なのか。

正樹の「お金はいらない」という選択は、母への愛情と誇りがにじみ出るものでした。

また、さがみの決断も印象的でしたね。

遺産を手放すことで、過去のしがらみを断ち切り、新しい人生を歩む覚悟が見えました。

一方で、灰江は実の父・地鶏健吾の影と向き合うことになり、複雑さを増していますよね。

ちょっと心が痛くなる展開ですが・・・。

羽毛田の余命宣告や、灰江の暴力沙汰など、重い展開が続きましたが、それぞれのキャラクターが自分の正義と向き合う姿は見応えがありました。

次回、灰江は地鶏の不正を暴くことができるのか?今後の展開がますます気になります!

まとめ

「相続探偵」第8話では、双子の陰謀が明らかになり、新たな親子関係が浮き彫りになりました。

正樹の決断、さがみの優しさ、そして灰江の新たな戦い——。

果たして、灰江は父・地鶏の不正を暴くことができるのか?次回も見逃せません!