ドラマ「問題物件」第10話がついに放送され、最終回を目前に謎が深まる展開となりました。
100人もの被害者を出したという洋館を舞台に、犬頭光太郎(上川隆也)の正体や、新たに登場した江頭浩二郎という謎の人物など、伏線回収に向けて物語が急加速しています。
今回は第10話の詳細なネタバレと考察をお届けします。
問題物件 第10話ネタバレ
天使の棲む部屋での衝撃の発見
第10話は、洋館のオーナーである襟岡真都(忍成修吾)が「天使の棲む部屋」の鍵を開けるところから始まります。
部屋の中では富沢辰也(小久保寿人)が拳銃で自殺を図って倒れていました。
若宮恵美子(内田理央)、堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)も現場に立ち会っており、緊迫した空気が流れます。
この自殺現場に、またしても犬頭光太郎が現れ、
「館の中に犯人がいる」
と断言。
エレベーターの使用記録を調査し始めます。
犬頭の鋭い観察眼は、今回も事件解決の鍵を握ることになります。
犯人・馬場亜紀の正体
恵美子と犬頭の推理により、「天使の棲む部屋」内の調度品の配置が変わっていたことに気づき、犯人が馬場亜紀であることが判明します。
一見、事件は解決したかに見えましたが、物語はここからさらに深い闇へと進んでいきます。
犬頭は恵美子に
「悪魔がいるから気をつけて」
という不可解な言葉を残し、突然館を飛び出します。
この「悪魔」とは誰を指しているのでしょうか?
襟岡なのか、それとも別の存在なのか、視聴者を混乱させる展開となりました。
デスゲームの恐怖
犬頭が去った後、洋館のオーナー襟岡(忍成修吾)は「天使の棲む部屋」の鍵を閉め、恵美子たちを閉じ込めてしまいます。
閉じ込められた彼らは、突如として「デスゲーム」への強制参加を命じられます。
襟岡の本性が明らかになった瞬間です。
このデスゲームは、100人の自殺者を出したという洋館の噂と関係があるのでしょうか?
襟岡はなぜこのようなゲームを仕掛けるのか、その真意も気になるところです。
犬頭光太郎の謎の行動
館を飛び出した犬頭は、大島雅弘(宮世琉弥)が乗った車椅子をあぜ道の溝から救出します。
その後、二人で館に戻り、犬頭は扉を蹴破って恵美子たちを救出しようとします。
しかし、そこに襟岡が現れ、犬頭に拳銃を突きつける事態に。
幸い、雅弘と有村次郎(浜野謙太)の助けにより襟岡を取り押さえることができました。
事件は解決したものの、犬頭の行動にはまだ謎が残ります。
犬頭は犬太なのか?
事件解決後、犬頭は大島高丸社長(船越英一郎)との取引を持ちかけます。
雅弘の室長ポジションを維持する代わりに、犬頭は販売特別室への関与をやめるという条件でした。
恵美子が行きつけの店でビールを飲んでいると、犬頭が突然現れ、雅弘を支えるよう説きます。
いつもと違う犬頭の姿に恵美子が戸惑う場面は印象的でした。
店を出た後、犬頭を追いかけますが見失ってしまいます。
雅弘に対する犬頭の態度からは、「犬頭=犬太」説が浮かび上がります。
雅弘ファーストの姿勢や、雅弘に誘われた写真撮影に素直に応じる様子は、犬太を思わせるものがありました。
しかし、これが単なる安直な展開ではないことを、次に登場する人物が示唆しています。
(考察) 江頭浩二郎の存在
最終回を目前にして突如登場した江頭浩二郎という人物。
彼もまた、犬頭と同じ黄色いコートを着ていたという情報が明かされました。
この新たな情報により、「犬頭=犬太」説は簡単には断定できなくなりました。
江頭浩二郎とは一体何者なのか?
黄色いコートの意味は?犬頭との関係は?多くの疑問が残されたままです。
最終回への伏線
犬頭と高丸社長との取引も気になる伏線です。
社長が本当に約束を守るとは思えず、何か裏があるのではないかと不安が残ります。
雅弘の立場はどうなるのか、犬頭(または犬太)の真の目的は何なのか、江頭浩二郎の正体とは?
最終回では、これらの伏線が回収され、納得のいくエンディングになることを期待せずにはいられません。
特に黄色いコートの意味と、江頭浩二郎という新キャラクターの登場は、物語にどのような影響を与えるのでしょうか。
まとめ
「問題物件」第10話は、来週の最終回へ向けての伏線を多く含んだ、見応えのある回となりました。
黄色いコートを着た犬頭光太郎と江頭浩二郎の関係性、そして高丸社長との危うい取引など、多くの謎が残されています。
最終回では、これらの謎がすべて解き明かされるのか、それとも新たな展開を見せるのか、目が離せません。