あんぱん

あんぱん第13話ネタバレ(4月16日)“夢を持つ”ってまぶしい!のぶの宣言と嵩の転機

2025年4月16日(水)放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』第13話では、のぶが自分の「夢」を見つけ、はじめて家族にその思いを打ち明ける感動のエピソードが描かれます。

一方で、嵩にも人生を変えるような転機が訪れます。

この記事では、第13話のあらすじ・見どころ・キャラクターの感情の動きに加え、感想と今後の展開予想までじっくり解説していきます。

「あんぱん」第13話ネタバレ|走った先に見えた景色と、それぞれの決意

パン食い競走で見えた景色

祭りのパン食い競走に出場したのぶ。

男子ばかりのレースに飛び込んだ彼女は、全力で走り抜き、一番にゴールします。

しかし規定外の女子出場だったことから「失格」という結果に。

落ち込むのぶのもとへ現れた嵩は、感情をあらわにして憤ります。

その言葉を聞いたのぶは、嵩が自分にチャンスを譲るために嘘をついて棄権したのだと気づきます。

嵩は否定しながらも、その優しさはのぶに届いていました。

千尋のラジオと友情の証

パン食い競走では繰り上げで千尋が1位に。

ラジオを手にした千尋は、迷いなくそれをのぶに渡します。

「一番だったのは、のぶさんだから」と。

その言葉に、のぶは感激し、ラジオを抱きしめました。

朝田家の朝に響くラジオ体操と、新たな夢

翌朝、ラジオ体操の音に合わせて、のぶが家族や近所の子どもたちに体操を教える光景が広がります。

笑顔と活気があふれるその空間の中で、のぶはふと「うち、見つけたかもしれん」と呟きます。

走ることで感じた“風になった感覚”。その一瞬が、のぶに「教えること」の喜びを教えてくれました。

のぶは放課後、家族全員を前に正座し、真剣な面持ちでこう言います。

「学校の先生になりたい」

家族の葛藤と、羽多子のまなざし

のぶの夢に、祖父・釜次と祖母・くらは驚きを隠せません。

「嫁に行きそびれる」「家の手伝いを優先すべき」という古い価値観が、のぶの決意をはね返そうとします。

そんな中、妹の蘭子が立ち上がり、のぶの走る姿に胸を打たれたと語ります。

「お姉ちゃんの夢は、うちの夢や」と。

その言葉に、のぶの目には涙がにじみます。

母・羽多子は静かに、しかし強い言葉で言います。

「女子らしくって、何ですろうか?」

亡き夫・結太郎が語った

「女だって夢を持ち、社会で活躍する時代が来る」

という言葉を思い出し、のぶの夢を認めてほしいと頭を下げる羽多子。

その姿に、釜次もついに心を動かされます。

嵩に訪れた転機|漫画入選という“光”

一方で嵩は、目の前のことに手がつかず、何も見つからない自分に焦りを感じていました。

そんなある日、弟・千尋が差し出したのは、かつて嵩が出した漫画の応募結果。

気乗りせずに応募していたその作品が、なんと入選していたのです。

「賞金、十円やって!」

まさかの結果に、嵩は思わずその場にへたり込むほどの衝撃を受けます。

自分の努力が初めて“誰かに認められた”という喜び。嵩の心に、小さな自信の芽が顔をのぞかせました。

感想|のぶのまぶしさ、嵩のまどろみ

第13話は、のぶのまっすぐな想いと、家族のやさしさがぎゅっと詰まった一話。

女子だからと夢を諦めるのではなく、自分の気持ちに正直に生きる──そののぶの姿は、視聴者に大きな勇気を与えてくれますね。

また、当時の女性の生きづらさを描きつつ、それをものともせずにはねのけるのぶの強さを感じます。

一方で、嵩の“動き出した心”も見逃せません。

のぶの輝きに影響されるように、自分の道を模索し始めた嵩。

彼の物語もまた、これからの『あんぱん』の大きな軸になっていきそうです。

第13話の見どころまとめ

  • 女子の出場に“失格”を突きつけられたのぶの決意
  • 千尋のラジオのプレゼントに秘められた友情
  • 家族の葛藤と、羽多子の強さ
  • 嵩の人生に灯った、漫画入選という小さな希望

次回第14話では、のぶの夢が周囲にどんな影響を与えていくのか、そして嵩はその一歩をどう踏み出すのか。ますます目が離せません!

 関連記事リンク

👉あんぱん第3週(4月11日〜18日)ネタバレ【なんのために生まれて】第11話〜15話感想・考察つき

👉あんぱん全話ネタバレ・あらすじまとめ|各週タイトル&登場人物・見逃し配信情報も!

前話次話

RELATED POST