NHK連続テレビ小説『あんぱん』第6話(4月7日放送)は、父・朝田結太郎(加瀬亮)の死を乗り越えようとする朝田家の姿が描かれました。
特に今回は、長女・のぶ(永瀬ゆずな)の心の変化と、三女・メイコに訪れる“思いがけない出来事”が大きなポイントとなりました。
第6話(4月7日放送)のあらすじネタバレ
父の墓前で手を合わせるのぶ…深まる絆
冒頭、のぶは父・結太郎の立派な墓に手を合わせます。
まだ小さな少女ながら、父を失った悲しみと、これから家族を支えたいという想いが伝わる、静かで深いシーンでした。
祖父・釜次(吉田鋼太郎)は、自らの手で息子の墓石を彫るという辛い現実に直面します。
「まさか、自分の子の墓を掘ることになるとはな…」
という呟きには、釜次の無念と家族への想いが滲んでいました。
あんこのパン?いえ、“あんぱん”です!
のぶは帰り道で、パン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)に再会。
「こんなに美味しいあんこのパン、初めて!」
と無邪気に喜ぶのぶに、屋村はすかさず
「“あんぱん”だよ」
とツッコミを入れます。
さらに、釜次と屋村の小競り合いが勃発!
釜次「アコギな商売しやがって!」
屋村「一番食べてたの、あんただろ!」
――という絶妙な掛け合いは、重くなりがちな展開にクスッと笑いをもたらしてくれました。
それでも、屋村のあんぱんが家族の心を少しずつ和らげていく…そんな希望の予感も感じさせました。
朝田家にあんぱんのお代をもらいにきた草吉に、釜次は激怒!
「人の弱みにつけこんで、足元見よって」
「あんたが一番ばくばく食べてたでしょ」
結局、くらがへそくりで払いました
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内職を手伝う朝田家の女たち
羽多子(江口のりこ)と祖母・くら(浅田美代子)は、家計を支えるために内職を始めました。
その姿を見て、のぶたち三姉妹も自然と手伝いを申し出ます。
まだまだ子どもながら、家族の一員として力になろうとする娘たち。
そんな小さな背中に、母たちの目にも涙が浮かびます。
崇と清の“マンガ”のつながり
場面は変わって、清(二宮和也)の弟・崇(木村優来)のもとへ。
彼は母・登美子(松嶋菜々子)の帰りを今か今かと待ちわびていました。
そんな中、伯父の柳井寛(竹野内豊)が清が描いた漫画を見せると、崇の目が一気に輝きます。
「やっぱり、兄ちゃんも、崇も、似てるんだな…」
静かに微笑む寛。
兄を失った悲しみの中で、残された“好きなもの”が、二人の心をつなげていきます。
寛から手渡された、父・清の作った雑誌。
そこには嵩が大好きな漫画が!
御免与町に来て初めて手にした漫画の一コマ一コマに、熱中する嵩です
漫画に熱中する嵩をもう一度
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メイコに迫る石材の影…朝田家に忍び寄る新たな不安
そして今回、一番のハラハラ場面がクライマックスに訪れます。
家業である「朝田石材店」で遊んでいた三女・メイコ。
無邪気に紙風船で遊んでいたその時――
突然、大きな石材がぐらりと揺れ、今にも倒れそうになり・・・!
感想|あんぱん第6話を見て思ったこと
第6話は、これまで以上に心にじんわりと染みる回でした。
父を亡くしたのぶが、お墓の前で静かに手を合わせるシーンには、思わず胸が締めつけられました。
小さな背中が、とても大きく感じられて…。あの瞬間、のぶはひとつ大人になった気がします。
そして、屋村さんとの再会シーンも絶妙でしたね!
「“あんこのパン”じゃなくて、“あんぱん”だよ!」っていうやり取りや、釜次さんとのやり取りは、思わず笑ってしまいました。
阿部サダヲさんと吉田鋼太郎さんの掛け合いが、豪華で最高です!
でも、そのあんぱんが、どれほど家族の心を癒したかと思うと…ただのパンじゃないんですよね。
想いのこもった、あたたかい一品。
また、母や祖母、三姉妹が一緒に内職をするシーンは、「昭和の家族」を感じさせて、懐かしくもあり、たくましくもあり…。
悲しみの中でも笑顔を忘れず、支え合う姿にグッときました。
そして最後のメイコのシーン…まさか、あんなにヒヤッとさせられる展開が来るとは!
無邪気な笑顔の裏に潜む“危うさ”が描かれたことで、次回以降への緊張感が一気に高まりました。
『あんぱん』、毎回ほんとうに丁寧に“人の心”を描いてくれていて、観るたびに少しだけ優しい気持ちになれます。
次回の展開も、今からとても楽しみです!
嵩は父の仕事を垣間見れて幸せでした。寛の配慮が温かい。
お互いが家族を支えようとする朝田家の人々も立派です。あんぱん代を徴収する草吉は一見、守銭奴に思えますが、自分の技術を安売りしない職人気質なのではないでしょうか。汽車賃が足りない等、銭勘定には疎いと思います。
#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/bdGLsvYBBk— Makoto Comics Group (@MakotoCG) April 7, 2025
見逃し配信で『あんぱん』第6話をもう一度!
第6話は、のぶの成長、あんぱんに込められたぬくもり、家族の絆、そしてメイコの危機など、見どころ満載でした。
「見逃してしまった…!」
「もう一度あのシーンを見返したい!」
という方には、NHKオンデマンドがおすすめです。
まとめ|あんぱん第6話:のぶの成長と家族の新たな試練
第6話では、父を亡くしたのぶの心の動き、あんぱんを通じた人とのつながり、そして家族の再出発が丁寧に描かれました。
そして何より、メイコに迫る石材の危機――
これは物語のターニングポイントになるかもしれません。
次回第7話では、朝田家に何が起こるのか?
引き続き見逃せません!
今後の展開が気になる方は、次回の【第7話ネタバレ・感想記事】もぜひチェックしてくださいね!