御上孝(松坂桃李)が文科省に戻るという噂が広がる中、隣徳学院の不正問題が一気に動き出した第8話。
これまで張り巡らされてきた伏線が少しずつ回収され、倭建命の正体や不正入学の真相に近づいていく展開でした。
この記事では、ネタバレを含みながら詳細に解説しつつ、気になる伏線を整理していきます。
御上先生【第8話】あらすじ(ネタバレあり)
御上孝(松坂桃李)が文科省に戻るという噂が隣徳学院に広がります。
津吹隼人(櫻井海音)が倒れたことが理由で、人手不足のために呼び戻されたと言われています。
これはもちろん表向きの理由でした。
御上は津吹の見舞いに訪れ、他愛もない話を交わします。
教師としての時間を充実させている御上を見て、津吹は「自分も教職を持ちたい」と考え、御上も「きっと合っている」と励まします。
しかし、御上のクラスの成績が落ち、彼に責任転嫁する動きが広まります。
これに対し、生徒たちは強く反発し、自分たちのために試験で結果を出そうと決意。
御上も「自分のためではなく、自分たちの人生のために動いてほしい」と伝え、クラスは自主的に学力向上に向けた話し合いを始めます。
一方、溝端完(迫田孝也)は窮地に立たされ、古代真秀(北村一輝)から「ラストチャンス」と告げられます。
溝端は
「自分を切ったら困ることがあるはず」
と古代を牽制しますが、古代は冷静な態度を崩しません。
槙野恭介(岡田将生)は、御上が戻ると聞き「中途半端な復帰は認められない」と反発します。
しかし、塚田幸村(及川光博)が
「出世とセットで戻す」
と説明すると、槙野は険しい表情を見せます。実はこの人事には、古代と塚田の影が…。
槙野は御上の昇格に不満を持ち、中岡壮馬(林泰文)に不信感を漏らします。
神崎拓斗の決断と弓弦の過去
神崎拓斗(奥平大兼)は、真山弓弦(堀田真由)と連絡を取っていたことが父親にバレ、「生半可に関わるな」と忠告されます。
しかし、神崎は「生半可じゃない」と強い意思を示します。
部屋に戻り、神崎は弓弦からの手紙を開封。
そこには、彼女の幼少期の記憶、そして母・冴島悠子(常盤貴子)が夫から長年DVを受けていた過去が綴られていました。
さらに、高1の時に「自分が嫌われるのは自分のせいだ」と教科書に書かれていじめられていたこと、そして「どうしても変わりたくて犯行を起こした」ことが明かされていました。
倭建命の正体と隠された不正
是枝文香(吉岡里帆)は実家を訪ね、母に隣徳学院の不正を調査してほしいと頼みます。
しかし母は「自分の顔に泥を塗るようなことはしたくない」と拒否。
父にも相談しますが、彼は入り婿のため学院の内部事情を知らない様子でした。
そこで、是枝は父からヒントを得て、印刷会社の高志という人物を訪ね、学院関係者が訪れていたことを知ります。
彼が見せた写真を確認した是枝は、「倭建命が御上である」と確信します。
しかし、御上自身は「倭建命は自分ではない」と否定します。
実は、一色真由美(臼田あさ美)は以前、生徒から
「入試の自己採点と結果が異なる」
との相談を受けていました。
そして学校に官僚が派遣されることを知り、御上に調査を依頼していたのです。
是枝はこの事実を知り、御上に協力を申し出ます。
プランオカミ2の始動と学院の闇
次元賢太(窪塚愛流)は、冴島が担当していた生徒の中に「不審な欠席者」がいることを突き止めます。
神崎は急いで戸倉樹(髙橋恭平)に会いに向かいます。
一方、御上・是枝・一色は「プランオカミ2」を計画。
御上は古代の元へ、是枝は溝端の元へと動きます。
是枝は「この学校に来たとき、教育の大切さを教えてくれたのは溝端先生だった」と語り、「だからこそ、最近のあなたは変わってしまった」と問い詰めます。
さらに、御上の過去を暴露したのは溝端ではないかと追及。
調査の結果、溝端の自宅近くのコンビニからFAXが送られていたことが判明し、御上は証拠を得ます。
是枝は「学校の不正をすべて話してほしい」と溝端に嘆願。
「先生はやりたくない不正を強要されていたはずです」と訴えます。
溝端は「もう手遅れだ」と答えますが、是枝は「まだ前に進める」と説得します。
一方、御上は古代と取引を持ちかけ、「隣徳学院をトップにする」と宣言します。
戸倉と冴島の関係
冴島が玄関から出ると、戸倉と神崎が待っていました。
冴島は驚きながらも戸倉を庇い、その行動を見た神崎は「冴島は何かを隠している」と確信します。
富永の助けを呼ぶ声
その頃、富永蒼(蒔田彩珠)は「野暮用ができた」と自習を切り上げ、下校。
しかし、数時間後、次元賢太(窪塚愛流)のもとに富永からの電話が入りました。
「助けて…」
というか細い声を聞いた次元は、富永がどこかで危険な状況にあると察知し、御上に助けを求めるのでした。
過去エピソードとの関連|第7話の伏線がここで回収!
第7話で送られてきた怪文書や写真が、第8話で溝端の不正行為として明らかになりました。
また、冴島の過去の生徒である戸倉の存在が浮上し、冴島が何かを庇っている様子が描かれたことで、物語は一層深みを増しています。
さらに、是枝が高志から得た情報をもとに動き出し、倭建命の正体に近づく展開は、シリーズを通じた大きな伏線の回収といえるでしょう。
みんなの感想&評判(SNSの反応まとめ)
SNSでは「学園ドラマの域を超えている!」という声が多く、特に冴島の過去や倭建命の正体に関する考察が盛り上がっています。
- 「富永さん、大丈夫!?刺されてないよね??」
- 「倭建命ってやっぱり富永さんなのでは…?」
- 「隣徳学院の不正がどこまで暴かれるのか、展開が読めない!」
- 「戸倉樹(髙橋恭平)が何をしたのか、次回が待ちきれない!」
- 「ミッチー(及川光博)が黒幕だったら震える…」
学園ドラマとは思えないサスペンス要素に視聴者が引き込まれ、次回の展開に期待が高まっています。
御上先生|戸倉(高橋恭平)と冴島の関係は?“不倫”は嘘!【衝撃考察】
御上先生【富永蒼(蒔田彩珠)の正体とは?】裏の顔が伏線回収の鍵?
次回予想|隣徳学院の不正は暴かれるのか?
次回はついに、隣徳学院の不正が表沙汰になる可能性が高いです。
溝端は全てを告白するのか?
是枝の説得により、溝端が学校の不正を暴露する展開が予想されます。
冴島の決断
冴島が戸倉を庇った理由が明らかになり、彼女の過去と現在が交錯する重要なエピソードになりそうです。
倭建命の正体がついに判明?
ここまで引っ張ってきた伏線が回収される可能性があり、最終回に向けて物語が加速していくでしょう。
今後の展開がますます気になりますね!
他のおすすめ記事